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基礎M語第6回 ショック総論


基礎M語第6回 ショック総論


前回まではどちらかというと基本です。
Mの法則で馬券を的中させるために知っておくべきことが前回まで、今回からはより実践的になります。

ショックとはショック療法のことです。
競争馬は前にも書きましたが慢性的にストレスを抱えている生き物なんです。なので何かしらのショック、刺激を与えてあげた方が好走できるんです。ただしショック療法なのであまり過剰にやりすぎると馬もあまり反応しなくなったり逆に身体に負担をかけすぎてしまうので注意が必要です。
それにもちろんショックが失敗することもあります。それはその馬のタイプに合ったショックを見極める必要があるんですがそれは次回以降詳しくやります。今回は以下にショックの種類と簡単な説明を書いて終わりとします。

アップ
ショックとは言えないかもしれませんが基本なので。今走の出走メンバーが前走の出走メンバーよりレベルが高いこと。500万→1000万とかG3→G1とか。ただ出走メンバーのレベルが問題になるのでG2→G3でも実質アップになるときもあります。

ダウン
アップの逆。今走の出走メンバーが前走の出走メンバーよりレベルが低いこと。G3→オープンとか1600万→1000万とか。夏の降級戦で特によく見かけます。

短縮ショック
今走が前走より距離が短くなるショック。基本的に馬は長い距離より短い距離を好むものです。

延長ショック
今走が前走より距離が長くなるショック。距離が伸びると道中のペースがゆっくりになるという傾向があります。それをメリットにできる馬なら良いでしょう。

馬場変更ショック
前走ダートで今走芝、あるいはその逆のショック。

位置取りショック
前走と今走の位置取りを変えること。前走逃げ→今走差し、とか。基本的に逃げ・先行→差しは短縮ショックと、差し・追い込み→先行は延長とセットになる。なぜか?はまた後日。

バウンド(式)ショック
前々走≒今走という条件にし前走→今走のショックにある程度の慣れを与えておくこと。楽→苦→楽という図式なので破壊力が増します。
1600→1800→1600やダート→芝→ダートといった図式。
バウンド短縮と言えばバウンド式の短縮ショックのことです。

あと特に名称はついてありませんが、競馬場の最後の直線の坂の有無、小回り・大回り、広いコース・狭いコースなどの出し入れもショックと言えるでしょう。



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